ふたりのねえさん。




夕べ、少し落ち込んで、ふと、ある人の声が聴きたくなった。

茅ヶ崎在住の先輩ライターYさん。
現在は一人と愛犬一匹のきままな暮らし(本人談)。

いまのわたしの年齢のときに茅ヶ崎の実家に帰られ、
働きながらお母さまの介護を続けて、自宅で看取った偉い人。

講談社のとある女性誌の編集部で出会った当初は、
わたしは自由が丘、Yさんは新丸子、と住まいが近かったので、
よく地元で一緒に飲んだくれたものでした。

わたし20代、Yさん30代。お互い若かった(笑)。
なので、よく飲んだし、よく食べた!

昨日も1時間近くあーだこーだと話をして、落ち着いた。
やっぱり、このねえさんの声と話し方には説得力があります。

大変なことも、なんでもなさそうにやってしまう人。
お母さまの介護生活も、いつも笑い話のように話していたけど、
いざ、自分がその立場になってみると大変だわ、これ。

夕べは仕事のもやもやがあったのだけれど、
Yさんが1月に脱稿した単行本の原稿を今また全面書き直し中
ときいて、いずこも同じ、みんながんばってる、と。

元気をもらえたので、
今日からまた仕切り直して、わたしもがんばるぞー。



もうひとりのねえさんは、Yさんより少し早く出会ったSさん。

いまは出版社を辞めて、ひとりでカフェを経営中。
なにもかも笑い飛ばして、周囲を元気にしてくれる達人です。

出会ったときに小学校入学前だったお嬢さんはママになり、
町内でご活躍されていたご両親(わが両親と同い年のお父さん)も
わが父や母と似たり寄ったりの心身具合。

人生の早い段階で、信じられない悲劇に直面してしまったけれど、
それでもSさんは、あっけらかーんと、自らの人生を邁進中。

あの頃から、ずっと変わらない行動力と若々しさ。
話していると元気になれる。
彼女とも、よく飲んだくれました。



帰郷してから、少し長電話したのはSさんが最初。
そして、昨日のYさんがふたりめ。

離れていても、頼れるふたりがいれば、わたしもがんばれる。
これからもよろしくお願いします、ねえさん方。

また、東京で飲んだくれたいね。
それまでお互い元気で、肝臓も鍛えておかないとね。

上京したときには泊まらせてねー。
そして、昔みたいに(オールド)ガールズトークしましょ!



さーて、今日からまた、がんばるぞー。
人生は短い。老い先も短い(笑)。悩んでる時間なんてもったいない。

ほーら、今日の津軽はいいお天気じゃないかー。
ふた仕事終えたら、出かけまーす!
by aomoringo50 | 2011-10-28 06:55 | TOKYO