朝日の中で目覚められる日は・・・
あとどのくらい経てば、やってくるのかなぁ。
夜明け前にコーヒーを飲み終え、
曇りベースの空を眺めている現在、午前7時。
風がそよとも吹かず、雪も降っておらず、静かな朝です。
お、目の前の空を2羽の白鳥が鳴きながら飛んで行きました。
おお〜、優雅! あんなにゆっくりな羽ばたきで飛べるんだね。
こんな低いところを、しかも住宅街を飛ぶ白鳥。
なんだか、とっても貴重な光景を目の当たりにしたような・・・。
どこに降り立つのかなぁ、2羽は。つがいだろうか。
奈良の高級住宅街にある、松柏美術館の館長であり、
日本画家である上村 淳之先生の花鳥画をふと思い出した。
元は父上とおばあさまの別邸であったご自宅は、
鳥類の研究施設でもあって、世界中から集められた鳥が、
先生の絵のモデルをつとめていたっけ。
広大な敷地の中にあった先生のアトリエを思い出す。
初めてお訪ねしたときに、
手がけていらっしゃった屏風は春夏秋冬を描いたもので、
冬の場面の雪が冷たそうで、描かれた鳥の体温を恋しく思った。
そして、上村先生といえば、どうしても、
歌舞伎座の階段に飾られている松園作の美人画を思い出す。
さらに、宮尾先生のあの小説を。
記憶の引き出しをかきまわしながら、朝時間堪能中。
さて、目に留まったスイーツのレシピをプリント。
マルサラ酒もポートワインもここでは買えない・・・けどね。
そーだ、今日、わたしは弘前のバーにお勉強に行くのであった。
お酒のことはプロに訊けばよい。そーだった、そーだよ。
by aomoringo50
| 2012-01-22 07:35
| 雑記