日野原先生の言葉。





カード会社のPR誌に載っていた
日野原重明先生のインタビューからの抜粋です。

今年100歳になられてなお現役の先生が、
10年手帳(日記)を使う理由を語られています。


「神様に誓約することをコミットといいますが、
 日記帳は予定表ではなく、コミットメントなのです。

 自分自身や世間に対してのコミットメントと考えているから、
 一年よりも十年の長いサイクルで見るほうがいい。

 すると、目標があるのだから、
 ただ漫然と長生きをしたいというのではなく、
 生きがいを持つことになります。

 生きがいというのは、朝起きたときに、
 『あぁ新しい一日が与えられたなぁ』と感じられ、
 その日のプログラムが頭に入っていて、
 『さぁやろう』という勇気ある行動力が心の中に生まれてくること。

 誰でも、毎朝この感謝の気持ちを持つことで、
 自然と生きがいは生まれてくるものなのです」



一日一日、神さまに生かされているという、感謝の気持ち。
そして、日記に記すからには、
10年先、15年先の誓約に向け、自分を奮い立たせて生きて行く。

100歳の方が15年先を見据えて生きてらっしゃるのに、
半分しか生きていないわたしは、今日明日のことを思い悩んでばかり。

今日、この地の知人からいただいたメールに、
「この寒い時期を過ごして迎える春がまた格別です」とありました。

本当に、そうなんですよね。
子どもの頃に体験していたその感情を思い出し、
胸の奥がほわんと明るく温かくなりました。

いまも、この先しばらくも、たぶん、厳しい状況は変わらないはず。
でも、5年後、10年後は好転しているかもしれないのだし、
そうなるように運を向けていかないと!

人生の「格別な春」を迎える日のために、
これからを生きていきます。

ブログも日記みたいなものだから、
これは、わたしの誓約ってことになりますね。

日野原先生、そして、Kさん、迷える子羊(老羊?)に、
素敵な道しるべをありがとうございました。







 
by aomoringo50 | 2011-12-07 21:39 | お気に入り