天職と、人生のステージ。




いちばん好きなことを仕事にするとつらくなるよ。

昔はそんな話をよく聞いたし、そう思った時期もあったけど、
いまは、違うんじゃないかと思っています。

好きなことは、やっぱり仕事にできたほうがいい。

もちろん仕事なんだから、つらさや苦悩も伴うだろうけど、
好きだから投げ出さずに乗り越えることができる。

長年勤めた会社を早期退職して、カフェを始めた友人がいます。

前職もとても彼女に向いていたし、本人も楽しかったはず。
でも、いまはもっと生き生き働いているみたいです。

離れてしまったから、実際に姿は見ていないけど、きっとそう。





以前は、退職後といえば悠々自適で、趣味に生きる
というイメージがあったけれど、いまは変わってきていますよね。

本当にやりたかったこと、夢の実現に向けて生きる人が増えました。

寄り道したからこそ、長年思い続けたからこそ、
その仕事や生き方を手に入れた喜びも大きいのだろうと思います。

55歳にして、ズブの素人がカフェを始めるって勇気のいること。

同世代の男女にとって、彼女の生き方はある意味、希望。
楽しく働く彼女の店には、楽しさを共有したい人が集まってきます。

カフェは先日1周年を迎えました。





ほかの誰のためでもなく、自分のための充実した日々が欲しい。
そう願うのは、当たり前のこと。

母の役目、父の役目が一段落したら、好きなことをやっていいのでは。

会社に所属せず、フリーランスで仕事をしてきた身には、
辞める辞めないというはっきりした区切りがあるわけではありません。

妻や母の役目もなかったので、仕事に没頭してこられました。

でも、これからは娘の役目を果たさなければなりません。
それもまた、ひとつの区切りで、新しいステージへの突入です。

みんなそう。高齢化社会のいま、親の立場から再び子の立場へ。

わたしにとっては、東京暮らしを辞めたことが、転機。
まさか故郷に帰ってくる日が訪れるとは、想像もしていませんでした。





いくつになっても、新しい経験が待っていて、
人生って、ほんとに予測不能で、面白いものだと思う。

アミューズメントパークより、ドキドキする出来事が起こる。

先が見えない、わからない状況は、誰だって不安です。
でも、不安と期待ってセットだよなぁ、と。

わたしはゲーム類を一切しません。というか、できません。

だから、よくわからないけれど、ひとつのステージをクリアして、
次のステージに上がっていく快感? それがあるんじゃないかと。

架空の世界より、よっぽどスリリングな体験です。





さて、わたしの天職は? 

モノを書くのが好きという人、得意という人は、いまどき山ほどいて、
わたしごときが、書くことを生業にしてこられたのが嘘みたい(笑)。

でも、好きだったんです、書くという仕事。

これが天職だと思いたいし、一生続けて行きたいのだけれど、
さて、どうなることやら。

前途多難。そして、前途多運、前途多幸。そう信じます。
by aomoringo50 | 2011-12-16 07:17 | 仕事