あんまり、そんなに。



仕事で、わたくしごときには畏れ多い方々にお目にかかり、
ふつーに、ご本人たちの言葉を耳にしてきてしまったがために、
いわゆる啓蒙とか、いわゆるマネジメントとか、
そういうお話にあまり感動しなくなってしまいました。

共感することは多々あります。でも、そこ止まりです。

経験が、たとえば職人さんの技術とか、専門職の極意とか、
そういうものであれば、ストレートに心に沁みこんでくるし、
会得したいとも思うのですが、他人の経験を見聞きしただけの
いわば自分と同じレベルの人のものだとトーンダウン…。

ひとさまが苦労して成し得たことは、それはそれ。
それを分析して、披露し、商売にする人たちの話は似たり寄ったり。
そんなの誰でもそう思うよね…のレベルのお話が多くて、
「さすが!」と思える方は、本当に少ないです。

受講生の心をつかめないアナタに、何が語れるの! です。

代官山のとある学校で、とある講座に出席した際、
その方が企画し、実現し、瞬く間に失速した事業複数を知っており、
それでもヒントがあるのではないかと期待しましたが、
1回目の受講が終わった時点で、受講継続を止めようと思いました。

魅力がなかった…ご本人に。明らかに敗者の雰囲気。
迷いながら進める講座に魅力はありません。

打てば響く…ような反応があるかないか。
それは、やっぱり話術、言葉の力のあるなしにかかっていますよね。
聞いている対象がクレバーであってもなくても響く言葉で、
役に立つ事をわかりやすく説いてくれればうれしいです♪

お金を払って受講する、ということの意味を考えて欲しいですね。
その金額に値する内容を望むのは、間違いでしょうか?
by aomoringo50 | 2012-05-30 17:03 | 雑記