マサラ・チャイ。



冬は、温め系のスパイスが大活躍する季節ですね♪

ジンジャー、チリ、ペッパーがその代表格。
シナモン、クローブ、スターアニスなんてのも温め系。

「マサラ」とは、インドのミックススパイスのこと。
インド風のミックススパイス入りのミルク出し紅茶が、
マサラ・チャイというわけであります。

20歳から30歳までを暮らした自由が丘1丁目のアパートの隣りが、
紅茶好きには有名な『MURA』という名の紅茶とカレーの専門店でした。
いまはもうありませんが…。

チャイはそこで初めて飲み、淹れ方を教えてもらいました。

アッサムのように、濃く出て、ミルクに合う種類の紅茶を使います。
少量のお湯に茶葉と好みのホールスパイスを適量入れて煮出し、
ミルクと砂糖を加えて温め、漉していただくのが基本です。

が…、面倒なときは、ティーバッグをお湯で出して、
温めたミルクと砂糖、パウダー状のスパイスを加えて、
混ぜまぜすればなんちゃってチャイ完成かと(笑)。
好みのスパイスをミックスして瓶に入れておけば、なおラクチン♪

ホールと違い、パウダーは香りが飛びやすいです。
鍋で温める場合は、火を止めてから加えたほうがいい気がします。

お湯とミルクの割合はお好みです。
スパイスも基本的にはお好みのものを組み合わせればOKですが、
3種類以上ミックスすると風味に深みが出る気がします。

ただし、どれも同分量ではなく、
風味を立たせたいスパイスを多めに入れてメインに据えると、
お茶向けには、バランスのいいマサラになるようです。

爽やか系がお好きなら、ジンジャー、シナモン、カルダモン…など。
パンチを効かせたいなら、ペッパー、クローブ、シナモン…など。



ちなみに、カルダモンコーヒーは、
中近東のほう(だっけか?)のおもてなしの一杯ですよね。
カルダモン、ちびっと高価ですけん…。

モロッコで、ミントティーに砂糖をどっさり入れるのは、
衝撃的でしたが、おいしいんだわ、これが♪
なにごとも、試してもみなければわかりませんよね。

ホットワインに使うのも、マサラとおなじようなミックススパイス。
ただし、柑橘系の果物か、柑橘系のリキュールも加えますけど。
砂糖も結構入れて、味がすごく変わるので、
口に合わなかった赤ワインは、ホットワインで消費することが多いです…。



あの〜、ちなみに、チャイ用にブレンドされたマサラは、
マスコットフーズなどからも出てて、ふつうに店頭で買えちゃいます♪

そんなこんなで、超・いい加減なマサラ・チャイ講座、終了〜。