きもの生活への道。





仕事で、あまりにスバラシイ織物や染物や刺繍や人や…、
とにかく「美」の極限と思えるほどのものと人に出会う機会が多く、
かぶれまくりました(笑)。

日常的にステキにきものを着こなすスタイリッシュな女性たちに出会って、
さらにかぶれまくり、
わたしは50歳を過ぎたら、きものとジーンズだけで暮らすと宣言(笑)。

まったく極端なんだから…と、友人たちから呆れられながら、
半ば本気だったのです。

普段に着られるきものがなくてはいけないからと、
日本橋の老舗百貨店の呉服部さんや銀座にあるきものセレクトショップや、
カレンブロッソが大ヒットした菱屋さんで、
カジュアルユースのきものや履物を誂えて、準備万端。

普段着きものにはやっぱり半幅帯だよね、と、
そういう提案をしていらしたステキな先生のもとで個人レッスンも受け…。

さらに、きものといえば、台所仕事には、割烹着。
リトアニアの麻で割烹着をつくっていたご近所(在京中)の雑貨屋さんに、
きものでもOKの割烹着をつくれないか問い合わせたり…。

そんなこんなの準備をしたのに、諸事情で帰郷し、
きものを着る機会は消失しつつあったのです………が、もしかすると…。

しかし、いずれにしても、単中心で、袷はほとんど持っていないので、
というか、誂えなかったので、秋冬は着られませんけどね。

昔の津軽の女性は、豪雪のなか、どうやってきもので出かけていたのかしら〜。
いまのわたくし同様、車に乗るわけじゃないんだから。
もんぺ&わらぐつとかですかね。勉強しなくちゃ。