切ない。





東京の終電ころの駅の様子を、さっき、FBで知人がアップしていて、
心臓をぎゅっとつかまれた感じがしました。

そう、これが、わたしにとっての東京。

昼夜なく、動いて、働いて、大勢の見も知らぬ同志たちと、
暗闇のなか、家路を急ぐ…。



20代から30代前半は雑誌の仕事が多くて、出版社での作業が多く、
電車で帰れる時間で仕事が終わったことがないので、
ほとんど深夜か早朝のタクシー帰宅。

夕食は、帰宅経路の途中の深夜営業している
トラットリアやレストランや居酒屋。

30代半ば以降、広告絡みの仕事がメインになって、
深夜まで出先で仕事をする機会は減り、自宅での仕事時間が増加。
外食するのは、もっぱら地元で。

自由が丘と二子玉川の間に、大好きな店多数。
よく食べ、よく飲みました。



いろいろなこと、夜に思い出すと、リアルで切ない。
昼は、東京がとてもとても遠い、もう縁がなさそうな場所に思えるのに、
夜は、好きで好きでたまらなくて、帰りたい場所に思えます。

やっぱり、大好きなんだな。

もう住む機会はないかもしれないけれど、第二の故郷です。
住んだ年月の長さからいえば、第一の故郷。あぁ…。
by aomoringo50 | 2013-03-28 01:50 | TOKYO